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2004年11月27日
たたかうガソリンスタンド
今日は朝からハードだった。
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昨夜、ショッピングセンターの脇のシェルでセルフでガソリンをいれようとしたら、20ユーロ札をいれたのにガソリンが数滴しかでなかった。
さすがにちょっとなー だったので、今日、もういちどシェルにいって、スタンドの人(昼間は有人)に話すと、昨夜のレポートがのこっていて、間違いなくそういうことがあった、ということで、めでたく満タンにしてもらう。お代は30ユーロとちょっと。
ちゃんと書類には20ユーロ分割引、としてくれた。 よかったよかった。
めでたい。
で、済むわけがない。ここはイタリアだ。
精算所に行って、書類と50ユーロ札を出す。「小銭ある?」とレジの女の子。59セントはあるからそれを出す。そうしたら20ユーロのおつりを呉れた。
ありがとー。 と車を出そうとして、ちょっと待った!
30ユーロの代金から20ユーロ割引になると10ユーロでしょ。
50ユーロ渡したんだからおつりは40ですね。 普通の算数だと。
「ちょっと、おつりたりないよ」
「そんなことはないわ。」
「50ユーロ札渡したんだから、これじゃたりないじゃないか」
「足りているわよ。」
「だって20ユーロ割引だろう!?」
「そうよ。だからそのぶんの20ユーロおつりにあげたじゃない」
延々このやりとりが15分ほどつづきました。
いや、σ(^ ^;;は となりではらはらしていただけなんだけど…
ちーさな(ココロの中の)声で「がんばれ〜」と声援はおくったぞ。
「あなたは30ユーロはらったのよ。 だから20ユーロおつりにわたしたんじゃない!」とのたまう女性に、さすがにそのときはσ(^ ^;;も
「何!? 50ユーロはらったわよ!」と思わず叫んで助太刀をしてしまった。
ユーロには30ユーロ札ってのはないのです。
10ユーロと20ユーロをさして この2枚はらった、というのです。
おかしすぎます。 ちょっと面白すぎます。
そして…
「ほら」
と あと10ユーロわたしてきました。
「まだ10ユーロたりないじゃないか!」
というとふたたび、「あなた、おかしいわよ。はやくいっちゃってよ。 後ろの人が迷惑だわ!」
はい。 後ろに並んでいた人が車から降りて、「どうした」と見に来ました。
さらに、先ほどのスタンドの人たちもなんだなんだと出てきました。
マモルも車を降ります。 彼女も小屋から出てきました。
ついに、場外乱闘の開始です。
わくわく p(#^-^#)q
しまった!! ココだと声が聞こえない! orz ああっ!
スタンドの人はにやにやしています。
あ! 何か無関係のお客までなにやら話し始めました。
彼女は、札束を握りしめてなにやら訴えています。
その後、スタンドの人がなにやらかにやら説明しています。
マモル帰還。
その後、カウンタの窓口から10ユーロ札が突き出されました。
彼女はふんっだ!という表情です。
で、どうだったの?
どうもこうもないでしょう。彼女、墓穴ほっちゃったんだもん。
「この人、30ユーロはらったのよ。それで20ユーロおつり渡したの。でも、怒るから10ユーロわたしたのよ。それなのに!」
論理が壊れています。10ユーロの支払いに10ユーロ札と20ユーロ札を出す人はいません。
スタンドの人はじーーっと二人の話を聞いた結果、
「このシニョーレに10ユーロわたしなさい。」
といってくれたそうです。
いやーーーー すごかった。
それにしても、えらいぞマモル。 がんばったのー マモル!!
('_';;;; っていいのかなあ…こんなことしてて。
こちらでは、自動でやってくれるものはあまり人気がありません。キャッシュディスペンサーで出てくる金額が違うことすらありますので、並んでも有人のほうを選ぶのです。
でも、その人間が算数ができないことがままあります。(爆)
2004年11月25日
おそるべし 「スローフード協会」
一般的にミラノには「食がない!」と言われていますが、そりゃ、何と言っても世界のセレブたちが集まる街です。捜せば一軒や二軒はすぐに見つかります。
それでも、なかなか、本当に安くて美味しくて幸せになれるレストランにはお目にかかれません。
そういう意味では ミラノには「食がない」のかもしれません。
さて、気になっていた「スローフード協会」に加入しているトラットリアへいってみました。
「ラ・ラッテリア」という名前。場所はスカラ座の左横をまーっすぐ行ったところ。ちょっと不安になる程度の距離でした。
小さな店なので予約の電話すると、「あ、予約うけてないの。7時半ころにはお店を開くから来て!」とのことなので、鉄の胃袋の異名を持つM嬢、S嬢らと殴り込む、もとい、なだれ込む。
ちょっと待ってよ、開店時間にはもう満席じゃない。というものの、なんとか2人掛けの席に4人きちきちに詰め込む。![]()
上:前菜のパンチェッタ(左上)プロシュットアフミカータ(香り付けした生ハム:左下)デザートのチーズケーキ(右上)林檎のパイアイス添え(右下)
中:栗のニョッキ、キャベツソース(激うま!:上)ズッキーニとキノコの玄米リゾット(中)水牛のモッツァレッラチーズとプチトマトの押し麦(くせになる味:下)
下:アルトゥーロ風のハンバーグ(レモン風味でさっぱり、このお店のお勧め:上)牛フィレ肉のポテト添え(下)
普通のイタリアでは食べられないものが満載。ここはイタリア料理という枠からぶっ飛んでいます。自然食や健康食が満載。 とはいえ健康食品にありがちな物足りなさからは無縁。
ミラノにこんな店があっていいものかというおいしさです。いくつでも星つけます!!!
栗のニョッキは 夢に出そうなくらい美味しかったです。 水牛のモッツァレッラチーズとプチトマトの押し麦も 癖になります。 とまらない美味しさです。
4人で前菜2皿、プリモ3皿、セコンド2皿、デザート4皿、コーヒーで、ひとり21ユーロはすごく安い、満腹、満足。
なぜかこんな店に日本の若い女性の二人連れが3組も! 隣の席の人たちが、声をかけてきたので(メニューを選ぶのに難儀していたら、反対側の隣に座っていたイタリア男性に「懇切丁寧」に説明されていました。笑;;;;)ちょっときいたら、「ヴァンテーヌ」という雑誌に紹介されていたそうな。 最近の日本の女性誌もあなどれませんね。 偉い!
だけど一番おそるべし!なのは、その雑誌を見て、看板もないこのレストランへ入ってきてしまう若い日本女性たちかもしれません。
お店のデータ:
店名:La Latteria (DI MAGGI, Arturo e Maria)
住所:Via San Marco, 24
電話:(02) 6597653
予約:不可 並ぶ覚悟でいこう!
営業時間:12:15〜14:30 / 19:30 〜21:30
しあわせ度:★★★★★
イタリア度:★★★★☆
日本語のメニュー:なし
英語のメニュー:なし
イタリア語のメニュー:あり
(イタリア度とは、英語や日本語の通じない度/メニューがあるかないか、英語がついているか/日本人向けに作られているか 等の総合判断です。)
2004年11月24日
劇場でオペラ:クレモナ 「愛の妙薬(ドニゼッティ)」
ヴァイオリンで有名なクレモナにドニゼッティ作曲の「愛の妙薬」を観に行って来ました。
キャストは
アディーナ:セレーナ・ガンベローニ
ネモリーノ:フランチェスコ・メーリ
ベルコーレ:シモーネ・デル・サヴィオ
ドゥルカマーラ:ブルーノ・タッディア
ジャンネッタ:バルバラ・バルニェーズィ
指揮:ピエートロ・ミナニーティ
演出:フィリッポ・クリヴェッリ
合唱指揮:アルフォンソ・カイアーニ
美術:エマヌエーレ・ルッツァーティ
衣装:スタントゥッツァ・カリ
照明:アンドレア・ジレッティ
と言った陣容。
衣装、照明は、とても品良く、合唱の中に居ても、ソリスト達が分り、且つ、全体の中に馴染んでいる。2幕の途中、ちょっと照明のSS(ステージの横から当てる照明)がズレたけど、これはソリストの立ち位置の間違えかもしれませんね。良かったです。
また、美術も考えられたもので(ジェノヴァのテアトロ・サン・カルロの持ち物)実際にはドゥルカマーラの馬車は登場させず、舞台を上手下手に動かせる木を何本も建て、そこに隠して彼を登場させました。シェーナによって、木を動かして効果的に舞台を創っていました。(そう言えば、メトの「トロヴァトーレ」もそうでしたね。)
歌手も良く歌えていて、十分、拍手するに足るものでした。
特にネモリーノのメーリは、声も良く通り、動きも軽く、実にチャーミング!一番の注目株。彼だけは、合唱が居ようが、オケが鳴ろうが、キチンと聞こえる。裏声と表の声とを、自由に行き来できるタイプのテノールでした。
アディーナは可愛らしく、且つ若くて、色んな意味で7〜80点を取れる歌手。特に「アディーナは、この町では文字も読めて尊敬を受けては居るが、決して秀才でも、老成した女でもない」あたりが、気に入った!アディーナは、まだまだ若い女の子なんですよね。決してグラン・ヴォーチェじゃないけど、安定しています。もうちょい、力が抜けたら…?。
ベルコーレは美男子!!!ちょっと背は低めなんだけど、おデブではなく、オペラグラスで見ても、整ったお顔。声がちょっと前に出にくいのが残念だったけど、力が抜けると、グンと前に出る。元々は良い声なのが分ります。
ジャンネッタは、声は大きくないけど、若くて可愛くて細身で、ベーネ。
ドゥルカマーラは、ホントは声が無いタイプの歌手。けど、背が高く、痩せ形で、動きが軽い!手足が長いので、動きがとても効果的に見える。怪しい衣装、髭、カツラがバッチリ似合っておりました。まさしく演技派の歌手ですね。
彼のドゥルカマーラを観ていて、こういうドゥルカマーラ像って、イタリアにも存在すると言うか、あり得るのかな、と笑ってしまいました。実は昔、自分がイメージしていたドゥルカマーラにそっくりだったのです。
指揮は、たまに「えっ?!」と言う位、速い箇所がいくつかありましたが、ま、全体は上手く纏めていました。オケ(ORCHESTRA LIRICA I POMERIGGI MUSICALI)は、たまにウププなところも。また、合唱(CORO AS.LI.CO. DEL CIRCUITO LIRICO LOMBARDO)は女声がなかなかの演技を見せて、舞台を盛り上げていました。それに対して男性陣の演技は、ちょっと「大根!」(←元々の意味は違うとか)と声をかけたくなる感じ。歌が悪いんじゃ無いですけど。
兎も角、楽しめました。クレモナは、なかなか頑張っているテアトロです。決して、スカラ座やローマの様に、海外からの歌手を使って良い主要劇場ではありませんが、良くまとまった演奏をし、あまり奇をてらった演出をせずに、オーソドックスで品の良い上演をしている様です。
そして最後に、ブラヴィッスィモ!マエストロ・ドニゼッティ!!
クチーナ モデネーゼ
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イタリア北部の小都市モデナは有数の食の宝庫です。
日本でも、バルサミコやランブルスコはこのところ有名になってきましたが、他にもいろいろあります。
モデナの味として、誰もが忘れられなくなってしまう絶品のものといえば、高級な生ハムでも芳醇な香りのバルサミコでもなく、単なる小麦粉の固まり、揚げたパスタ、「ニョッコフリット」や、堅焼きのパン「ティジェッレ」そして、豚の産地だからこそ出来る新鮮な「ラルド(ラード)」なのです。
そして、そういった料理を食べさせてくれるのは、外に立派なメニューも飾っていない、ちいさな地元のレストランです。 ちょっと入りにくいかもしれませんが、あったかい光が窓から溢れていますので大丈夫。
こういうお店にはメニューはなく、店主が、○▼食べる? ×■はどうする?と質問し、○○はあるの? △×が欲しいんだけどと答えて、その日食べるものを決める。ちょっと度胸が要りますが、たいていの場合、お薦めのモノを頼めばはずれはありません。その他に必要なモノは強靭な胃袋です。
本日取ったもの(4名分):
●ランブルスコ この店でしか、それも秋から12月いっぱいでなくなっちゃう、カステルヴェートロ(ガラス城)産の微発泡性赤ワイン。
●ティジェッレ (あつあつで焼きたてをたべる軽焼きパン)
●ニョッコフリット (パスタを真ん中をふくらませて揚げたもので食べるときに潰す。)
これらに、ハムやソーセージ・サラミ・ラルド(新鮮なラードに生ベーコンや香草をまぜこんだ、家毎に特製の製法があるもの)をのせたりはさんだりして食べます。
●豆とサルシッチャ(ソーセージ)の煮物
●タマネギのトマト煮
●ロバの煮込み
●うさぎの煮込み
●ピンツモーニォ 生野菜の固まりに、オリーブオイルやバルサミコ、塩をまぜたものを好みでつくって、ディップして食べる。
●イチジクのバルサミコ煮とサワーチェリー(デザート感覚でニョッコフリットに乗せて食べる。軽くていくらでも入る。)
●リモンチェッロ(レモンで作ったリキュール)のソルベとエスプレッソ。
●最後に、ノチーノ(モデナにしかない、木の実のリキュール)でさっぱりさせる。
広く知られているイタリア料理とは似てもにつかないけど、間違いなくこれもイタリア料理。
これだけ全部食べて(ワイン2本あけて)ひとり3000円ちょっと。
非常にお値打ちなのである。そして、暫くするとニョッコフリットの夢を見てしまうのである。
お店のデータ:
店名:Trattoria La Stalla
住所:42. VL. DEL MERCATO MODENA
電話:059311417
予約:可能(したほうが良い)
営業時間:20:00〜
しあわせ度:★★★★★
イタリア度:★★★★★
日本語のメニュー:なし
英語のメニュー:なし
イタリア語のメニュー:なし
(イタリア度とは、英語や日本語の通じない度/メニューがあるかないか、英語がついているか/日本人向けに作られているか 等の総合判断です。)
2004年11月23日
パニーノのしあわせ
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イタリアのランチタイムを軽く済ませるのなら、パニーノをパクつくと言う手があります。
けっこう日本でもパニーノという名前の認知度はあがってきているとは思うのですが、本物はさすがに違います。
とはいえ、ミラノの駅などで、駅弁として売っているパニーノからここ、モデナのメルカート(モデナ・アルビネッリ市場 Via Albinelli:屋根があるため、メルカート・コペルト-閉じられた市場-という言い方をします)のところにあるこのパールのパニーノまで、ほーんとにピンからキリまであります。
どうせ食べるのなら、美味しい方がいいに決まっています。美味しいパニーノに巡り会えるのは僥倖といってもいいくらいなんですが、ここのパニーノははずれがほとんどありません。とにかく絶品です。
さて、この店を捜すのは簡単。モデナの旧市街のメルカートを探し当てれば、その入り口の左手にある、ちいさなちいさなバールが目指すこの店です。
そして、この絶品のパニーノは、一般のパニーノのように、事前につくってあるものを焼くのではなく、その日のメニューから注文するとその場でおやじさんがパンや材料を切って並べて焼いてくれるので、パンに水分がしみ込んでいる事もなく、具もパサパサなんてことはありません。とにかくぴかいち。さらに具材のメニューもあり得ない組み合わせがあるので楽しみ。
写真はカジキマグロのパニーノ(レモンとタマネギ)・ナスとベーコンのパニーノ・赤きゃべつと生ハムのパニーノ・鶏のパニーノ
特にカジキマグロが絶品。
パニーノ一つにランブルスコ(赤の微発砲ワイン)グラス一杯でだいたい5.5ユーロ
あ、座るところはありませんので あしからず。
お店のデータ:
店名:Bar M.Schiavoni
住所:
電話:
予約:不可
営業時間:
しあわせ度:★★★★☆
イタリア度:★★★☆☆
日本語のメニュー:なし
英語のメニュー:なし
イタリア語のメニュー:???? ないみたいです。
(イタリア度とは、英語や日本語の通じない度/メニューがあるかないか、英語がついているか/日本人向けに作られているか 等の総合判断です。)
2004年11月21日
ラジオでオペラ4:「アドリアーナ・ルクヴルール」 チレア
さて、昨日はラジオでチレーアの「アドリアーナ・ルクヴルール」を放送しておりました。
タイトルロールをダニエラ・デッシー、マウリーツィオをセルゲイ・ラリン、ミショネをカルロ・グエルフィ、ブイヨン王女をオルガ・ボロディナ、指揮がロベルト・リッツィ・ブリニョーリ、オケはスカラ座で、今回の放送は生中継ではなく、録音ものでした。
デッシーは、やはり上手。舞台映えもする人だし、声も最後まで安定している。録音だけで聴くと、ちょっと暗い色の声質をもっているのを感じます。
カルロ・グエルフィは、良く歌っている人なんだけど、残念ながら、一度も生で聴いた事がありません。録音で聴く限り、無茶苦茶重い声じゃない。(キャリアを見る限り、重い役をやっている)イタリア人らしく、高音が輝いていて、良かったのですが、有名なプロローグは随分、重く歌っている感じ。ただ、色んな音色を使って歌うタイプみたいですね。
テノールは…残念ながら、あまりいい感じでありませんでした。
2004年11月19日
新しい携帯電話
本日、朝4時過ぎに起きて、始発のバスに乗り、ミラノまで行ってきました。お陰で、帰りはヘロヘロ…。
モデナからミラノへ行くには、色々な列車がありますが、私は通常、IR(インテル・レッジョナーレ)という列車を使います。1番安くて、そこそこ速い列車と思って下さい。
しかし、2時間に1本しか、走っていない!
且つ、私の家から駅まで、バスで行くのですが、20〜30分に1本のペースです。
当然、それなりの余裕を持って出掛けますから、それなりに待ち時間が出来る訳です。
勿論、新聞を買って読んだり、雑誌を見たり、本を読んだり、と色々出来る訳ですが、情報としてはやや古くなります。特に、ミラノ等、遠く離れた街に行くと、1日のメインニュース番組と言える、テレビでお昼に放送されるニュース番組は、見る事が出来ません。
(こちらでは、メインのニュース番組はお昼の様です。それぞれの番組が、時間をずらして放送しています。、Rai 3 が12時から,、Rai 2 が1時から、Rai 1が1時半から…と言う風に。)
そこで、我が新しい携帯です。![]()
なんと!ラジオが付いている。
今日、外で聴いてみましたが、なかなか調子が良い♪
なにせ、スピーディに情報が入る。これは、外にいる時に良いかも!
実は、去年のモデルで、安かったんです。ラジオの付いている機種は、これしか見つかりませんでした。
最安値の機種じゃなかったけど、満足度、満点!!
2004年11月17日
ラジオでオペラ3:「レオノーラ」ベートーヴェン
本日、ヴェートーヴェンの「レオノーラ」が、ボローニャのテアトロから生放送で中継されました。
このオペラ、イタリアでは2回目と言う、珍しいオペラ。…と言うか、日本で上演記録があるかどうか、私は知りません。
序曲は、良く第9とセットで演奏されるので(日本で)、名前だけは知っている方も多いのでは?
「フィデリオ」の方は、上演もビデオもあるので、御存知の方も多いと思いますが、私も「レオノーラ」は初めて全曲を聴きました。
テーマは同じながら、やはりだいぶ違う。
ピッザッロのアリアは、基本ラインは一緒でした。(勿論、後ろの合唱等、違う部分はある様ですが。)
演出の方は、幕間のインタビューによると、現代風で、その当時のスペインを舞台にしてはいなかった模様。
「レオノーラ」の初稿は、全く演奏されていないようですが、本日、演奏された物は、それなりの完成度があると思いました。「フィデリオ」が素晴らしいのは当然として、この「レオノーラ」も、もう少し上演さてれも良いかも知れません。
けれども、「フィデリオ」の方が良ければ、わざわざ「レオノーラ」を上演する事もないか?!
2004年11月16日
手痛い電話…(涙)
ワタクシも、こちらのイタリア人と同じく、携帯電話を持っております。私の持っているものは、型が古く、バッテリーの持ちも今一つなのですが、SMS(ショート・メッセージ・システム?)で、ショート・メールが送れますし、重宝しておりました。
イタリアは、昔から公衆電話が調子が良くなく、お金だけとって掛からなかったり、雑音が酷くて使えなかったり、(たまにお金を入れなくても、かかったり!)評判が良くなかったのです。
さらに、テレホンカードには賞味期限(使用期限の事です…笑)があったりして、まぁ、使いにくい。
ところが、携帯電話の普及で、収益率の低かった公衆電話が、ドンドン撤去されまして、携帯を持たないと、どうしようもなくなってしまいました。
さらに電車や車での移動が多いと、何か事故があって遅れる時は、公衆電話に頼れない。さらに、イタリアの列車は、10分、20分の遅れは当たり前なので、移動の多い私は、どうしても携帯を持つ事になりました。
そして、列車の切符を買っている時の事でした。
ある方と会う事になり、携帯にSMSで指定された駅の名前を送って貰ってありました。それを見ながら、切符売り場の職員に駅名を告げ、往復切符を買おうとしている、その時!…携帯電話の表示が逆さまに??
こ、こんな事は初めてだ。と、見る間に、携帯の表示がみるみる崩れて行く〜!!!
もしや、バッテリー切れか、とも思いましたが、そう言う時は「バッテリーが切れました」の表示があり、その内、自然とバッテリーオフになる筈。
帰って来て、電源を繋ぐと…あぁ、ダメだ。表示がメチャクチャです。こりゃあ、中のチップか、携帯そのものの故障ですね。
日本とアメリカ以外は、携帯電話の中にチップが入っていて、そのチップの中に携帯電話の番号、電話帳、メッセージ等が記憶されています。ですから、携帯の機種を変えても、中のチップを取り出して移せば、それまでと同様に使えるので、大変便利です。
なぜ日本が、この方式を採用しなかったのか、不思議です。まぁ、アメリカの方式に追随しただけだと思うけど。
さて、ワタクシの問題は、チップがイカレたのか、電話機そのものが死んだのか…ですね。
こちらの携帯電話は、1ヶ月の家賃位するもの迄あって、総じて高価な買い物です。チップなら数エウロから10数エウロで購入出来ますから、楽なのですが…。
でも、どうも携帯本体がヤバそうだ!!(号泣)
2004年11月15日
ラジオでオペラ2:『椿姫』ヴェルディ
今日は目出度くも、あの火災で焼失したヴェネツィアのテアトロ・フェニーチェが、名前の如く復活した日です!(フェニーチェとはフェニックスの事です!…まさに火の中から、蘇りました。)
本日、ラジオでその『椿姫』の生中継がありました。
けれども、ワタクシは悲しくも、ミラノの郊外に出なくてはならない用があり(日曜日だと言うのに、何故だ?!)、必死に帰って来たものの、始まりの19時を大きく回って、20時半頃になってしまいました。
部屋に戻るなり、ダッシュでラジオのスイッチを入れると、第2幕1場の、ヴィオレッタとジョルジョ・ジェルモンの2重唱の終わり辺りでした。
勿論、指揮のロリン・マゼールを始めとし、一流が集められていますから、悪い筈はないのですが…どうも、聴いた事の無い音の動きが入る。
私の知らないヴァージョンがあるのかな?
それとも、歌手の勝手か、指揮者の指示か…??
ちょっと、その辺りを調べてみないと、何とも評価のしにくい公演だ、と言う感想です。
もし、そう言うバージョンがあったとしたら、最初から聴けなかったのは、実に残念と言わざるを得ません!
2004年11月14日
ラジオでオペラ1:『ウェルテル』 マスネ
本日、例によって Radio Tre でオペラの放送がありました。今日の放送はマスネの『ウェルテル』でありました。
キャストは、
Werther:Marcelo Alvarez
Charlotte:Ruxandra Donose
Albert:Ludovic T?zier
Sophie:Sally Matthews
Le Bailli:Jonathan Veira
Schmidt:Gilles Ragon
Johann:Darren Jeffery
オーケストラ&合唱:Royal Opera House
指揮:Antonio Pappano
演出:Benoit Jacquot
美術:Charles Edwards
衣装:Christian Gasc
今回は2004.10.2の録音でしたが、結果は大成功でした。マルセロ・アルバレツ(アルバレス?)のウェルテルのアリアは、飛行機の上のオーディオで聴いた事があり、期待のウェルテルでした。
実際は、やはりラテン系(たしか彼はアルゼンチン人だと思います)、ライヴは熱くなっておりまして、飛行機の中で聴いたときより、情熱系になっておりました。
しかし、今日思い出したのは、モデナのテアトロで聴いた『ウェルテル』です。
ウェルテルがジュゼッペ・サッバティーニ、アルベルトがロベルト・デ・カンディア、シャルロッテがソニア・ガナッシと、モデナで聴くには、当時最高のキャストと言っても良い陣容でした。
ところが!フィスキア(口笛…ブーイングと同意味)が出てしまったのです。餌食になったのは、サッバティーニでした。
その直後、モデナに住む高名な声楽教師とお話ししたのですが、眉をしかめて、
『サッバティーニがフィスキアされたんだって?』
『あ、はい…残念ながら。』
『しかし、彼はブラーヴォだろう?』
「勿論です。』
彼は“納得出来ん!”と言う顔をしたまま、黙ってしまいました。
実は、私も劇場で観る迄は、「サッバティーニはアルフレード・クラウスの後、最も期待出来るウェルテルに違いない!」と心待ちにしていたのでした。
しかし、観た結果は「フィスキアした人達の気持ちは分る。」と言うものでした。
なぜか?
ラテンな(サッバティーニはローマっ子です)、暑っ苦しい、汗をかきながら、恋に悶え苦しんで死んで行く男なんぞ、見たかねぇやっ!…だからです。それがウェルテルなら、なおさらです。
やっぱり、ヴォルフガング・ゲーテの書いた『ウェルテル』が原作ですから、やはり“夢”と言うか、そう言うものがある訳です。そう、やはり本の中の現実(?)なのです。
そりゃあ、恋にウジウジしている男が、それで最後は命を落としてしまう男が、実際美しいかっ?!と言われれば…皆さん、どうですか?別に飲み屋で愚痴を垂れているアホンダラ男を、想像しなくても良いですけど。
しかし、アルフレード・クラウスの、品があり、それでいてシャルロットへの思いの深さと、清潔さ!があれば、マスネが“夢(本)”を“現実(オペラの舞台)”に移したかった気持ちに賛成できます。
嗚呼、こんな事を書きながら、私の心の中で天使と悪魔が言い争っています!
「大した事の無い額の木戸銭払って、一人の人間が人生を懸け、命を懸けて歌っている歌に対して、なんと失礼な!」
「これはしたり!客の払ったお金をなんと心得る?一人一人が、一生懸命、仕事をして、それで得たお金と、彼らの貴重な時間を割いて劇場に通っているのだ。それこそ舞台を何と心得る?」
どちらが天使で、どちらが悪魔ですかって?
それは、あなた次第♪