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2004年12月19日
ラジオでオペラ8:「LE ROI DE LAHORE」 マスネ
昨夜、ラジオでヴェネツィアのフェニーチェ座からの中継がありました。ものは「LE ROI DE LAHORE」、5幕物のオペラで、台本が Louis Gallet、作曲が Jules Massenet でした。
私は、このオペラは全く知りませんでした。して、聴いてみた感想は…「よろしいではございませんか!」。
なんで、あまり上演されないのかな?なにか、舞台上の困難があるのかな?もう少し、聴いてみないと分らないけど、「ウェルテル」なんかより、私としては良かったりして?!
特に、バリトンのパートが良いですねぇ。あと、バスも活躍するし、「ウェルテル」に比べ低声系が、充実したオペラです。
キャストは、Indra 役のバス、Deyan Vatchkov がサッキと言う人に変わっていましたが、後は変更無し。彼は、なかなか良かったです。バリトンの Vladimir Stoyanov が Scindia 役を歌いましたが、ブラヴォ!表現力があって、素晴らしかった。
ただ、Sita(a は上に ^ のついたヤツ)役のソプラノ、Ana Maria Sanches だと思うのですが、あまりに声が揺れ過ぎて、聴き辛かったです。メゾの Maria Jose Montiel(Kaled 役)との2重唱とか、しっとり歌うあたりは、声は揺れないのですが、ドラマティックな所になり、フォルテを出そうとすると、途端に揺れ始める。
さて、今シーズン、オープンしたフェニーチェ座ですが、まだ響きの感じが良く解りません。例えば、たまに「このバリトン、会場で聴いていて、聞こえているのかな?」と思う時があります。良く放送のある劇場の場合、「この劇場で、こんな感じだとヤバいぞ!」とか、「これはバッチリだろう!」とか、何となく想像がつくのですが、今回の放送を聴く限り、フェニーチェはちょっと独特な響きの感じがあるみたいです。(マイクの位置の問題もあるでしょう)
特にこのオペラは、知られていない為、観客もどこで拍手するとか、分っていない。ですので、聞こえてなくて拍手が少ないのか、聞こえているけど、オペラの進行が分らず、拍手が少ないのか、疑問が残りました。
放送後、送られて来た視聴者からのメッセージを読み上げていましたが、皆様、大満足だった様です。いや、確かに聴いていて楽しかったです。
投稿者 Mamoru : 2004年12月19日 22:59